かっぽれの唄がつかめていないことに気づく。
この演目は、2009年5月25日、京都の南座で観た(そのときの日記「京都で歌舞伎を観る」)
かつて旅先で楽しんだ狂言を、今度は地元で観るって、なんだかすごく豊かな気分になる。
前回観た時には気づかなかったことだけど、カーテンコールの際、他の役者たちはお辞儀をしているのに、勘九郎演じる悪役の犬神兵部だけはお辞儀をしなかった。悪い奴なんだから頭をさげる必要なんてないのだ。
細かいところに気をつかうところが渋い。みんなそうなんだろうか?
今まで見逃していたところだ、これからはそこにも注目していこう。
ちなみに今回の平成中村座の筋書。後ろは2009年の小笠原騒動の筋書。

サイズがかなりコンパクトになっていました。内容もかなりポップになっており、買って損無し、かと。
去年11月〜5月までの平成中村座の筋書きをコンプリートすると特製BOXをもらえるそう。
この日を待っていた。もう観られないと思っていた中村勘三郎による法界坊。
正直言って、おととしの大阪城での公演がもう見納めかと思っていた。

いや〜良かったぁぁぁ!
かかっている小屋が平成中村座だし、そして演目の舞台が小屋のある浅草なので、感動も5割増しくらいになる。
期待大のラストでは舞台の裏があいて、スカイツリーが借景される。
もう何回も観ているけど、未だにこの非現実と現実が混ざる所には感動して涙腺がゆるむ。
招待した母親も感動していて、親孝行出来たです。
筋書きによるとこの演目はラストの「隅田川の場」が最初にあって、あとからそこに到るまでの話が作られたという。
うん。納得。
僕は「きやりくづし」を唄った。三味線は芝鳳先生(ありがとうございます!)。
前回よりもちゃんと声が出せるようになったと思う。
この声の出し方の感覚を忘れたくない。この感覚を保ったまま、さらに上達を目指すぜっ!
そして、合奏は「松竹梅」この曲は小唄なのだが(僕は端唄)、三味線を弾かせて頂きました。

(写真撮影:りえこさん)
ご来場ありがとうございました。

